パニック障害の治療 – 心と体,2面アプローチ

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パニック障害治療は大きく分けて2種類 – 体と心,2面アプローチ

パニック障害の治療は、大きく分けて2つになります。
それは、薬物を用いた療法。
心理的な側面からアプローチする、認知行動療法です。
近年、初期症状に対して向精神薬による薬物療法、その後、症状に改善が見られた場合、少しづつ認知行動療法も併用していきます。
いわば、リレー方式で、パニック障害の寛解(全治の一歩手前、症状が落ち着いた状態),完治を目指していきます。

向精神薬による薬物治療

向精神薬による薬物療法ですが、短期的に非常に有効な治療法です。私自身も、投薬の過程を通ってきた一人として、短期的に有効と考えます。
まず、主治医から2から3種類の向精神薬の処方がはじまります。各薬剤に関して、主治医は患者(付き添い者)に説明をし、どの様な作用があるか、危険性、合わない場合の対処などを伝えてくれます。
その後、症状に合わせて処方量を増やす、向精神薬の変更、などを状態にあわせて決めていきます。
処方量は、症状によって異なります。主治医、薬剤師の判断と注意を守り、正しく飲めば、症状の改善は早期に現れやすいと言われています。
ちなみに、服薬期間中の飲酒,喫煙は、薬剤との関係性が密接であるため、本来はやめねばなりません。

認知行動療法によって,症状や不安な出来事を論理的に整理

パニック障害の治療に非常に有効とされているのが、論理的に物事を考え、不安感を覚えるクセを治していく「認知行動療法」です。
基本的な治療法として、カウンセリングの中に取り入れ、論理的な思考で客観的に「自分の悪い考え方のクセ」を見ていきます。
この認知行動療法は、書店で販売されている書籍で「自習」的にできますが、カウンセリングを通して、人と対話しながら進める方が、より効果的です。
私も、本は買いましたが、実際には一人で出来ず、購入した本をもってカウンセラーと一緒に認知行動療法を行いました。

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