【薬の減らし方】精神科,心療内科のお薬を減らす,断つ実践中まとめ
【薬の減らし方】精神科,心療内科のお薬を減らす,断つ実践まとめ
こんにちは。
私の減薬についてのツイートです。
7月10日(金)の就寝前強烈な不安発作発生‥。
11日(土)に減薬を見直し、ソラナックス0.4mgを少し増量。パキシル10mg、5mg、1日交替で服用していたのを 5mg のみに変更。先にパキシルの減薬を続行。
最近減薬速度が速かったよう…。
減薬中は計画通り服用しつつ、変更を加えながら柔軟に対応。
精神科や心療内科、メンタルヘルスクリニックでは、お薬の多剤多用(薬の種類が多く、1種類あたりの量も多い)の処方が問題になっています。
ひとつの不安感や睡眠不足感に1から3種類ほどの処方があると、1~3錠、うつ症状:1~3錠などなど‥。胃薬や頭痛薬も足し算すると結構な数のお薬を服用しがち‥。
処方がおおくても「自立支援医療制度」などがあり、比較的医療費が安くすむと場合もありますが…
なにが問題かというと、以下の点があげられます。
・お薬は対処療法ということ(根本解決ではない)
・向精神薬の減薬、断薬には、離脱症状がつきもの
・長期服用による副作用(認知症や薬物依存、ガンなどほかの病気のリスク)
この点から、ある程度症状が軽くなれば、お薬からの脱却を図るべきと感じています。
薬の減らし方、減薬、断薬について、基本的なことをまとめてみました。
目次
- 症状の安定が前提、勇気をもち主治医に減薬相談をする
- 減薬の基本、すこしずづ薬を減らしていく
- 複数のお薬を服用してる場合、1種類のみの服用をめざす
- 副作用の強いものから減らす
- 減薬につまずくことも頭にいれておく
- 減薬は年単位かかることも考えておく
- さいごに
【薬の減らし方】精神科,心療内科のお薬を減らす,断つ実践まとめ をみていきます。
症状の安定が前提、勇気をもち主治医に減薬相談をする
心療内科や精神科、メンタルヘルスクリニックで処方されたお薬を減薬、断薬するときの「本人の状態」として、精神状態の安定が基本です。
不安やうつ状態がひどいときに減薬はありえません。主治医も許さないでしょう。
症状が安定し前向きに減薬、断薬にとりくめる気持ちが出れば、主治医にも宣言し減薬からはじめていきます。主治医の連携は不可欠ですので、協力してもらい減薬できると、こころづよいですね。
・減薬の基本、すこしづつ薬を減らしていく
向精神薬の急減薬は、たいへん危険です。不安やパニック、うつなど病気の再発や離脱症状での症状の悪化がかんがえられます。まずは少しづつ減らすイメージで…。
複数のお薬を服用している場合、1種類のみの服用をめざす
これは、現在服用している薬の種類を見ます。薬の種類が多ければ、1種類だけの服用状態をイメージしてめざしていきます。
副作用の強いとされるものから減らす
頓服薬など短期作用型のお薬の減薬はあとまわし。まずは、副作用のつよいものから減薬します。
主治医は、当然投薬量を把握しているので、相談しながらターゲットを絞って少しずつ減薬、1種類ずつ断薬していきます。
減薬につまづくことも頭に入れておく
減薬にはコレといったマニュアルが存在しないため、正解が見つけにくいもの。自身で「調子が悪くなっている」など、不安があれば停止します。
減薬に主治医が協力してくれてる場合は、相談してみるのもありです。
【重要!】減薬にチャレンジしている事が重要なので、一喜一憂せず、冷静に判断し焦らずとりくんでいきましょう。
減薬は年単位かかることも考えておく
複数の向精神薬を服用している場合、すぐ減薬というわけにはいきません。年単位での減薬取組みが必要です。焦らずゆっくり減らしていきます。
さいごに
私も2019年12月に5種類の抗精神薬を服用していました。
2020年1月から減薬をはじめ、2020年7月現在で2種類服用まで減薬を成功しています。幸い、担当の先生との連携があり、多少の後退(増量)もありましたが、前進しつづけています。
目標は、薬なしで不安感なく旅行や仕事をし、うまいビールを飲むこと。
目標は単純でもよいとおもいます。健康になることで、いままでできなかった事やあたらしい発見ができる、人生を楽しめることに繋がると信じています。
希望をもって薬を服用しない良い人生にしたいものですね。