精神科は今日も,やりたい放題【内海聡 著】精神科病院、治療薬を問題視した本
今日も精神科はやりたい放題 内海聡 著 – 精神科(心療内科)についての本
2018年8月15日 第1版第1刷 248ページ
2019年7月 4日 第1版第7冊
この記事の目次
- 今日も精神科はやりたい放題 – 読む前の前提として忘れではいけない事‥
- 内海 聡 医師について
- 今日も精神科はやりたい放題 – 読んでの私の感想
- 今日も精神科はやりたい放題 – 目次
読んでやめる精神の薬 – 読む前の前提として忘れではいけない事‥
この系統の本の注意点として、掲載情報を鵜呑みし、傾倒しすぎても駄目である。読み手として、情報の取捨選択が必ず必要、と付け加えておきます。
もともと我々患者側には、知識がありません。主治医を頼る、主治医の処方箋を頼る、外的知識として本を頼ったり、ネット情報を頼る、様々な方法があります。精神科、心療内科、向精神薬の知識の一つとして読む事です。
そして、我々患者として忘れてはいけないのは、本の通りにいきなり向精神薬を否定しきれないのです。当然寛解を目指す事に変わりはないのですが、いきなり向精神薬を否定し止めてしまうと副作用は必ず起きます。悪化した精神症状と向き合うのは我々患者なのです。
また、この本は、精神科、心療内科、向精神薬の薬害などを掲載しています。我々患者側は「無理に止めないといけない」という訳ではありません。(脅迫では無いと言う事)
あくまでも内海 聡先生が、提唱している記事であるので、主治医と相談しながら病気の改善を図る事が必須です。
読んでやめる精神の薬 – 目次
- 第一章 精神医学はやりたい放題!
- 精神医学はなぜ生まれたか?
- 非科学としての精神医学
- その日の気分で決まった「診断基準」
- アメリカ精神医学会・大御所の反省
- 効果のない拷問治療・電気けいれん療法
- >安全な精神薬はありえない
- 薬が効かない実例
- 心理療法だから良いわけではない
- ある患者の入院体験
- なぜ精神病院でこれほどの人が死ぬのか
- 都内不審死から続々検出される精神薬
- 10日間の医療保険入院
- 副作用の報告
- 精神医学は「やりたい放題」の世界
- 第二章 私が精神医学を「詐欺」と呼ぶワケ
- あなたも絶対当てはまる!ADHAチェックリスト
- 人間は怒り、泣き、笑い、悲しむもの
- 「睡眠キャンペーン」の真実
- 否定されている「仮説」
- 精神科医ごとに異なる診断
- 180度変わった「日本うつ病学会」理事長の発言
- ファイザー社のデッチアゲ研究
- 早期介入、早期支援という一大詐欺について
- 精神医学幻想からの脱却
- 「ダメでも結果は隠せる」
- 第三章 これは病気ではない
- 1:最も流行の精神疾患「発達障害」
- 流行の「発達障害」という概念を広めた、わが反省
- 隠れ蓑としての発達障害
- 「昔はADHDなんて言わなかった。子どもって言ったんだ」
- ADHD治療薬は、ほとんど覚醒剤
- 入院なんかしなきゃよかった
- 発達障害という撒き餌(まきえ)
- 2:いい加減でおかしい病名「うつ病」
- 脳のどこの疾患なのか?
- 幼児期に精神治療薬を使うと…
- 「うつ」のほとんどは社会ストレスが原因
- 実は最も多い「医療薬物性うつ病」
- 3:大々的キャンペーンの成果「躁うつ病」
- うつでないから躁うつ病?
- 本物の躁うつ病とはどんなものか?
- 躁うつ病診断の本当の理由
- 4:万人に当てはまる「強迫性障害」
- 強迫観念と脅迫行為
- 人ならだれでも強迫性障害?
- 抗精神病薬の問題
- 「手洗いを頻繁にする青年」のケース
- 5:顧客マーケットを掘り起こす「不安障害・社会不安障害」
- 緊張する人は社会不安障害