【Uber Eats】2021年5月10日賃金改定,原付配達員の稼ぎは
【Uber Eats】2021年5月10日賃金改定,原付配達員の稼ぎは
こんにちは。Uber Eats を本業として稼いでいるTakashiです。
僕は、30歳からパニック障害、うつ、不安障害などの病気を抱え、今はUber Eats 配達員として、原付で2020年8月から参入しました。
2021年5月10日、Uber Eats から賃金改定「詳細な配達リクエスト内容の事前提示と新料金体系に関する案内」の告知がきました。
これによって、どう変わるのか、賃金は下がるの?。配達員としては不安になりますね。
でも、安心してください。下がる部分もありますが、結論として、Uber Eats は”そこそこ稼げる”という話です。
目次
-
Uber Eats が、賃金改定をした訳
- 配達員の増加
- マ〇ク地蔵の排除
- 配達活動範囲の広域化
- ピック時の待ち時間、配達全体にかかる時間の対策
- Uber Eats 配達員の意見を反映している
- 配達員として良くなったと感じるところ
- 配達員として悪くなったと感じるところ
- 最後に
Uber Eats が賃金を改定した訳
Uber Eats が賃金内容を改定したのは、以下の点になると思われます。
- 配達員の増加
- マ〇ク地蔵の排除
- 配達活動範囲の広域化
- ピック時の待ち時間、配達全体にかかる時間の対策
1.配達員の増加:
Uber Eats 配達員の増加は、2020年からのコロナ禍で、手っ取り早い副業として、話題に題になりました。またSNSなどで、Uber Eats 配達員の配達料が良いという記事が、取り上げられ、急激な配達員増加が賃金体系に見合わない部分がある事です。
2.マ〇ク地蔵の排除
某有名ハンバーガーチェーンの前に居座る、いわゆるマ〇ク地蔵のマナー、場所の占拠が、記事で取り上げられ問題になっていました。
マ〇ク地蔵が出来る原因として、近距離で注文数が多く、配達手数料もそこそこある、という事。それを改定し、配達員を分散させる狙いです。
3.配達員活動範囲の広域化
これは、ブーストと言われる”一定地域の配達料金上乗せ”が、都市部しか適応されず、郊外での配達員不足を避けようという狙いもあります。
- ブースト有り✖1.2の場合:基本配達手数料300円 ✖ 1.2 =360円
- ブースト無しの場合:基本配達手数料300円 ✖ 0 =300円
大阪では、ブースト1.3が最大なので、1回当たりの配達料が約100円近く変わると、1日の配達売上が大きく左右されますよね。
4.ピック時の待ち時間、配達全体にかかる時間の対策
ピック(お店で商品を引き取る時)での待ち時間、住所不備による配達の遅れは、ピーク時程、配達員にとっては深刻です。
また、ごく一部の店舗では、「Uber Eats 配達員の後回し」などもあり、1時間に3件配達できるところ、2件になると、配達員としては厳しいですよね。
それを、配達にかかる合計時間も加味した料金に変更されています。
Uber Eats 配達員の意見を反映している
以前よりUber Eats 配達員アプリには、アンケートがよく届いていました。
アンケート内容として、チェックリストの他、配達員が思っている事を自由に記載できる欄が設けられていました。
Uberは、それを基に配達料金や世間的なUber Eats 配達員の抱える、様々な問題に対処する為に行われた改定、配達員の意見をある程度反映した配達賃金改定と言えるでしょう。
配達員として良くなったと感じるところ:
ブースト域拡大で出稼ぎ配達しなくてよくなった事
UberEatsの料金体系改定前のある曜日のブーストです。大阪市内しか反映されません。コレでは、郊外で稼働する配達員のモチベーションはさがりますよね。
UberEatsの料金体系改定後のある曜日のブーストです。ブーストが広域化した事で地元での稼働、ロング配達の受けやすさなど、郊外で稼働する配達員には、嬉しい改定です。
僕の自宅周辺は、ブースト域から少し離れています。ブーストの有無は非常に大きいので、わざわざブースト域内で活動する為、土地勘のない場所で配達をしてました。それが、自宅近辺で配達活動できる事は非常に嬉しい事です。
ロング(長距離配達)やピック待ち、住所不備の迷いも加味される事
これは、前々からUber Eats 配達員あるあるで、お客様の住所不備で迷う、ピックでかなり待機、ロングに費やす時間に対して、賃金の対象ではありませんでした。
でも、これを賃金の対象に入れる事で、配達時の焦りの軽減にも繋がると感じます。
配達員として悪くなったと感じるところ:
クエスト(月から木、金から日の目標配達件数に応じたインセンティブ)が大幅に減った事です。
2021年5月10日以前のUberEatsのクエスト(配達目標に対するインセンティブ)
2021年5月10日後のUberEatsのクエスト(配達目標に対するインセンティブ)
画像は、一番多い配達目標の分ですが、半額以下になっている事が解ります。
僕がいつも設定しているUber Eats配達目標
2021年5月10日以前の60件から65件のUberEatsのクエスト(配達目標に対するインセンティブ)
2021年5月10日後の60件から65件のUberEatsのクエスト(配達目標に対するインセンティブ)
これを見た時は、正直愕然としました。
体調的に、週に4日(月曜日から木曜日)稼働して、週40,000円から50,000円を目標にしていました。
改定により厳しくなったのは、言うまでもありません…
最後に
Uber Eats など、最近フードデリバリーサービスの競争が激化しています。そして、各社も配達員を確保するために、いろいろな配達員向けインセンティブを用意するようになりました。また、各社競合の中、淘汰されていく事もあると思います。
僕の意見ですが、Uber Eats は、やはりフードデリバリーサービスでトップシェアであると思っています。また、フードデリバリーサービス自体のピーク時間帯は、各社どこも共通であるという事。
僕も数社登録していますが、Uber Eats + menu(メニュー)が、一番活動しやすいと感じています。
これから、Uber Eats などフードデリバリー配達員をされる方は、各社いろいろ配達員募集のインセンティブなど用意されています。上手くインセンティブを活用しながら、楽しく、効率的に配達できるパートナー企業を見つけれたら、より稼げると思います。
僕も、新規で面白そうなフードデリバリーサービスは、登録してチャレンジしたいと思います。